【カラマーゾフの兄弟】自意識過剰な男たち【探究】

人間よ、気高くあれ!

(ゲーテ『神性』)

フョードル・カラマーゾフは、イワンとアレクセイに向かって

「お前らはまだ、血の代わりにオッパイが流れているんだし、殻が取りきれてないんだから!」

と言い放った。

その時は女性観に関する、酔漢の説教、酒を飲んでのからみだったのだが、彼にとっての女性とはすなわち欲望の対象でもあり崇拝の対象でもあった。

彼にとって神とは金であり、その神聖さを笠に着て女性を隷属させ、酒に酔っては乱痴気騒ぎを起こすのだ。

ケチな男は金を貯めるために金を貯めるが、彼は金の使い方を心得ていた(本文中には当時…

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【カラマーゾフの兄弟】二人の諧謔老人ホーム【探求】

ー わたしの眼に映じたのは、ブラシの影で馬車の影を拭いている馭者の影であった ー

(シャルル・ペロー)

物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。

新潮社は『カラマーゾフの兄弟』上巻を以上のように説明する。

その…

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【カラマーゾフの兄弟】カラマーゾフの兄弟を読んで【探求】

たぶん、神様はいないだろう。

だけど、いなかったらやり切れないだろう。

一寸の葦にも五分の魂の意気込みなのだ。

踏まれてすぐ死ぬ虫としてでなく。

この魂が死んでから、おつかれさんの一言もなかったら、やり切れないではないか。

誰に祈れば良いというんだ、目に映る様々の葦たちが、今日踏まれても明日立ち上がれるようにと。

僕が言うのは洒落ではない、ましてや冗談どころの話じゃない。

先日、オリンピック期間中の5日間で開催された能楽祭へ行った。

旅の僧が目の当たりにする美しい景色、その光景に因縁を持つ『残念』がささやきかけ、僧は祈り

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第6章:アイデンティティは他を己に取り込むことによって生まれる(Skyrimおっぱい道)

皆さん。お久しぶりです。

おっぱいの精です。

全てのリビドーは妖怪のせいではありません。

おっぱいの精です。

今まで5章に渡る道筋を辿って頂いた皆様であれば貴方の目指す頂きの土台は完璧に動作していることと思います。

ここ、第6章からは少し高度な設定を紹介していきます。

基本的なMO2へのインストール等の手順は割愛して記載していくこともあると思うのでその際は過去の5章を見返して基本的な動かし方をおさらいしてももらえればと思います。

今回はどんな服もCBBE 3BBBにフィットさせる方法

を紹介します。付いてくるぷるん!!!

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【人生5.0】ドストエフスキー探究 序【ONLIFE】

ー フォン・ゾーン、どうしてこんなところに残るんだい!今すぐ町の俺の家へこいよ。うちは楽しいぜ。せいぜい一キロかそこらだ。こんな植物油の代わりに、子豚に粥を添えてご馳走してやらあな。いっしょに食事をしようじゃないか。コニャックをやって、そのあとリキュールだ。いいイチゴ酒があるぜ……おい、フォン・ゾーン、せっかくの幸せを逃すなよ! ー

(フョードル・パーヴロウィチ・カラマーゾフ)

友人に非常な文学好きがいて、彼はドストエフスキーに救われたと言っていた。

「人生どう生きるべきか、悩んでいたときによく読んだ。」

「人生は素…

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