【人生5】光なき闇の問わず語り#008【ONLIFE】

西田幾多郎は「善の研究」において、主客合一という事を掲げている。

主客合一。

あなたはわたし、わたしはあなたという事だろう。

だから職場では、奴らに最大限の協力をしてきた。

求めを察し、求めに応じ、求められている以上を提供してきたつもりだ。

それが今やどうだ。

俺は境界性パーソナリティ障害なのではないかとすら思う。

2) 私は気が狂うのではないかと恐れている

3) 私は自分を傷つけたくなるときがある

4) 他人との親しい個人的関係を持つのを恐れている

9) 私の内面は空虚だと思う

10)自分の人生を自分でコントロールできないと思う

11)たいてい私は孤独だと思う

14)私は記憶力に問題がある

16)私の周りには何か壁があるような気がする

22)自分が何かを演じているように自分を見ている

26)人間関係の中に入ると私は自由でなくなってしまうように感じる

27)誰も私を好きにならない

29)他人は私を「物」のように扱う

30)何か変な考えが頭に浮かぶと私はそれを取り除けない

35)誰か他人の責任を負うことは怖いことだ

36)自分が他人に必要とされている人間だとは感じない

37)私は真の友人を持っていない

40)私は友人をつくることが下手である

44)私は残酷な考えが浮かんで苦しむことがある

46)私は長く友人づきあいが出来ない

47)私は自分を憎んでいる

49)私は時に「自分は生きている」と自分で言い聞かせている

この想起を得てから頭が重いのだ。

自分の頭を引きずっている気すらある。

だから俺は虚空に相槌を打っていた。