すべての小さな星たちへ、今夜は月も見られない
たまにはこんな夜もいい、月に一度か二度くらい
近視眼の僕の目に、あの月は少し明るすぎる
近視眼の僕の目は、小さな星こそ見つめたい
優しい光を浴びている
夜闇が心を落ち着かす
足元は暗く染まってる
星空の友に耳を澄ます
きらきら街が輝きだす
宿酔になって寝転がる
夜更しのため起き上る
星たちの声が囁きだす
とろとろ夜に溶ていく
空まで高く飛んでいく
遠くへ逢に行きたくて
夜と気持ちが加速する
歌うみたいに口ずさむ
僕等は言葉を交し合う
彩りを添えて届いてる
少しは詩心が動いてる
すべての小さな星たちへ、今夜は月も見られない
たまにはこんな夜もいい、月に一度か二度くらい
懐疑に満ちた僕の目に、星の光があふれ出す
懐疑に満ちた僕の目は、少しは光を取り戻す