【人生5.0】Junの一食一飯 #008 珈琲所コメダ珈琲店【ONLIFE】

咖喱の後には珈琲を飲む。 この二つをセットにしているイメージは何処で植え付けられただろうか。 新宿か新橋か、まあそんな所だろう。 前回、CoCo壱番屋さんで咖喱を頂いた。 無論日を改めてではあるが、珈琲を飲みに行こうと決めた。 向かうのは珈

【人生5.0】Junの一食一飯 #007 CoCo壱番屋【ONLIFE】

誰も出勤しない休日のオフィスに唾を吐き捨てる代わりに、銚子のビジネスホテルで缶詰になって仕事をしてきた。 晩にはお刺身、焼き魚、煮物、揚げ物が出され、朝は焼き魚と卵とお味噌汁。 昼食時だけ外を出歩くのも格好の気晴らしになる。 普段、往復の通

【人生5.0】Junの一食一飯 #006 すき家【ONLIFE】

シン・エヴァンゲリオンを観てすぐに気が付いた事がある。 碇シンジは、誰に対しても好意を伝えることに怖気付かなかったのだ。 作中、何度も「好き」と発言する彼に、ちょうどその頃の自分が重なった。 こんな私でも、誰かを、いや接点のあるすべての人と

【人生5.0】Junの一食一飯 #005 松屋【ONLIFE】

𠮷野家さんで御馳走を頂いたので、次は松屋さんへ伺うことにしたい。 今はなき船橋西武さんの真正面にあった、これも今はなき松屋さん(フェイスビル一階へ移転した)。 牛めしという商品名が当時の私には珍しく、こちらはお味噌汁が無料で付く。 高校生だ

【人生5.0】Junの一食一飯 #004 𠮷野家【ONLIFE】

職場の最寄り駅出口すぐ横に𠮷野家さんがある。 毎朝そこへ這入って食事を済ませて出勤する。 そういうことが長く長く続いていた頃があった。 私は𠮷野家さんを尊敬している。 早い、安い、美味い。 それに加えて鰻が年中提供される。 味噌汁が高い、そ

【人生5.0】スーパー美味しんBONUS #000.1【ONLIFE】

規約説明と本戦準備 初期美味しんぼは、幼稚園児に読み聞かせたって、どれほどの名作か彼らが理解する。 その目は力強く見開かれて、こう言うだろう。 「パパ!将来こんなクレーマーになりたくない!」 その通りだ。 あるべき物は、あるべき場所に、そう

【人生5.0】Junの一食一飯 #003 小諸そば【ONLIFE】

前回、期せずして博多ラーメン屋さんに這入って慢文を終えた。 麺類皆兄弟ともいう。 ジャパニーズファーストフード(発音としてはファストだろうが、表記はファーストに従う)の代表の一つ、お蕎麦を食べに行きたい。   仕事まで行く乗り換え

【人生5.0】スーパー美味しんBONUS #000【ONLIFE】

山岡士郎に自己投影するとは馬鹿も休み休み言えと叱責されそうなものだが。 今回は敢えてそれを放言したい。 第一話、豆腐と水。 山岡士郎(27)、とすれば大学を卒業後、入社五年目だ。 それは私が四年間の非正規雇用を抜けた年齢に一致している。 作

【人生5.0】Junの一食一飯 #002 もり一【ONLIFE】

美談というものがある。 プロになるべくして滑舌、発声、発音の研鑽を積んだが、この美談のイントネーションがいまひとつ口腔に馴染んでいない。 破談の音か、示談の音か分からない、ちょっとどちらも縁起が悪い。 回転寿司のレーンを思いついたのは、ビー

【人生5.0】Junの一食一飯 #001 てんや【ONLIFE】

十二時過ぎの放課後が来て、家に帰らずゲームセンターへ行っていた土曜日。 当時中学生だった私は、同級生のTと共に船橋のてんやさんでしばしば昼食を摂った。 穴子と海老が載ったやつの、薩摩芋を茄子に変えてもらって、大盛りタレ多め。 Tはそこへさら

【カラマーゾフの兄弟】自意識過剰な男たち【探究】

人間よ、気高くあれ! (ゲーテ『神性』) フョードル・カラマーゾフは、イワンとアレクセイに向かって 「お前らはまだ、血の代わりにオッパイが流れているんだし、殻が取りきれてないんだから!」 と言い放った。 その時は女性観に関する、酔漢の説教、

【カラマーゾフの兄弟】二人の諧謔老人ホーム【探求】

ー わたしの眼に映じたのは、ブラシの影で馬車の影を拭いている馭者の影であった ー (シャルル・ペロー) 物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な

【カラマーゾフの兄弟】カラマーゾフの兄弟を読んで【探求】

たぶん、神様はいないだろう。 だけど、いなかったらやり切れないだろう。 一寸の葦にも五分の魂の意気込みなのだ。 踏まれてすぐ死ぬ虫としてでなく。 この魂が死んでから、おつかれさんの一言もなかったら、やり切れないではないか。 誰に祈れば良いと

第6章:アイデンティティは他を己に取り込むことによって生まれる(Skyrimおっぱい道)

皆さん。お久しぶりです。 おっぱいの精です。 全てのリビドーは妖怪のせいではありません。 おっぱいの精です。 今まで5章に渡る道筋を辿って頂いた皆様であれば貴方の目指す頂きの土台は完璧に動作していることと思います。 ここ、第6章からは少し高

【人生5.0】ドストエフスキー探究 序【ONLIFE】

ー フォン・ゾーン、どうしてこんなところに残るんだい!今すぐ町の俺の家へこいよ。うちは楽しいぜ。せいぜい一キロかそこらだ。こんな植物油の代わりに、子豚に粥を添えてご馳走してやらあな。いっしょに食事をしようじゃないか。コニャックをやって、その

【人生5.0】サンドイッチは手巻き寿司【ONLIFE】

しょうもない休日をセルフで盛り上げる。 最近は毎週、なんらかのツマミを作っている。 ハムサンドって大好き、ファミマもセブンも。 ローソン、動線に無いけどハムサンド好き。 よし、これ作って飲もう。 ハム>バター>きゅうり だいたい千円ちょいだ

【人生5.0】イングリッシュな美味いブレックファストを【ONLIFE】

大切なのは中心に添える温かい卵料理、今回はオムレツに挑戦。 入れる具材で、何種類ものバリエーションができることを知った。 自然と連想されるのは、まるで有機化合物が持つ生命力だ。 欲張ってプレーンでは無いものを作ろうと思う。 でも、初挑戦で台